2012年05月17日

「Q16 甘えと自立/こころの子育て」


「Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章」(朝日新聞社)より。


<ふたばのころ――誕生から小学校入学まで>


Q16 甘えん坊なので「自立できないのでは」と心配です。

  → 十分に甘えさせてやったら、ちゃんと自立していきます。



自立を急ぎすぎると、子どもの能力を超えて自立を強いてしまう。

やがて自分で立っていくのが自立なんだから、それまでは甘えさせたらいい。


頭だけで考えると、感情が消えてしまう。

すると子どもは物足りなくなって、甘えてくる。

甘えられた方は自立とは逆だと、腹を立てる。

こんな悪循環も。


「いつでもよりかかってきていいし、いつ出ていってもいいよ」

これが理想。


思春期に甘えがぶり返すのは、ものすごい不安を体験しているから。

それはそんなものだと思えばいい。


自立の妨げになるのは、互いにベタベタする時。

親がつかまえてしまうと、子が離れられない。

自立に伴う哀しみは、心得ていないといけない。


甘えを受け入れるのと、甘やかすのは違う。

前者は相手(子ども)の気持ちが中心で、後者は自分(親)の気持ちが中心。

自分が「してあげよう」という気持ちが強くなり、子どもは圧迫される。





頭で考え過ぎると、見ることが おろそかになるようですね。

見ない → 相手の表情を見ない → 相手の気持ちを考えない。


あと、個人個人で自立の時期なんて違うだろうから、あせっても仕方ない。

急いで中途半端な自立を強いると、あとでツケがきそう。

本当の自立は、遠くなるかも。


何度も書いたと思うけど、満腹になれば「もういいです」となる。

それは親にとっては哀しいことだけど、そんなもの。

それも含めての、子育て。

その哀しみを避ければ、別のもっと大きな悲しみが来るわけだし。

また、哀しみの先には、別の感情もあるわけだしね。





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posted by 南方城太郎 at 14:34 | TrackBack(0) | こころの子育て
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