2012年06月21日

「Q25 父親としての接し方/こころの子育て」


「Q&A こころの子育て 誕生から思春期までの48章」(朝日新聞社)より。


<新芽のころ――小学校時代>


Q25 父親として子どもにどう接したらいいのかわかりません。

  → 普段は「まるごとの自分」、怒るときは「雷のち晴れ」です。



子どもと遊ぶ場合でも、お父さん自身が本当に楽しんでいるか? それが大事。

また、子どもは、それを見抜く。

サービスで無理やりやられたら、たまったもんじゃない。

大事なのは家庭サービスなどは考えずに、まるごとの自分を見せること。

また、そういう人は自分に自信があるから、子どもがちょっと失敗したぐらいでは怒らない。

あまりに自分を見せてないと、思春期などに、子どもの方から厳しく突きつけられたりする。


子どもの意志も尊重しなければと言うけれど、本当の民主主義では、子どもの意志も、親の意志も、みんな尊重されねばならない。

家族全員が、ちゃんと自分の考えを言うのが大事。

そうすることでやがて、ひとつの現象が家族全体の問題となってくる。


怒るにしても、まるごとでいかないと肝が据わらない。

中途半端になって、始終ブツブツ言うことになる。

落ちない雷みたいなもので、メソメソ雨が降ったりする。

そうではなくて、落ちる時はちゃんと落ちる、それでいてあとは晴れるといった、雷のち晴れが大事。


雷を落としたり、まるごとの自分を見せるのは難しいけど、失敗しながらでもやっていけばいい。





どこかで体裁は通用しなくなるので、本物の自分を見せるしかなくなると。

自分を見せるしかなくなって、それでこそ、本当の自分が形作られる。

そしてやがて、家族全体が、それぞれの自分について考えるようになるようです。


言いたいことを言わないことで、場は確かに保たれる。

でもそれは一時的なものなので、どこかで勝負しなければならなくなる。

それをきっかけとして、親であれ子であれ、自分の生き方というものと向き合うようです。




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posted by 南方城太郎 at 10:07 | TrackBack(0) | こころの子育て
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